AID Blog
奈良公園散策と當麻曼荼羅
学生時代奈良に住んでいたせいか、観光スポットである興福寺、東大寺
の大仏殿や薬師寺等に行く事が殆どありません。
遠方の温泉地へは行きますが、有馬温泉には滅多に行かないのと同じ事
なのでしょうネ。
奈良国立博物館で 當麻寺ー極楽浄土へのあこがれー国宝 當麻曼荼羅の
特別展の開催を知り、久々奈良公園を散策しながら展覧会を観てきました。
約1300年前に一人の高貴な中将姫が極楽往生を願い、約4m 四方に阿弥陀
如来を真ん中に大きく描き、極楽浄土の様子を表して織りあわされた大変
貴重な曼荼羅です。
当時の手織りがどのようなものであったか想像出来ませんが、極楽浄土を
クリエイトした当時の感性と途方もない年数で織られた忍耐にはただ敬服
するだけです。
6月2日まで開催されています。帰りに興福寺・南円堂の国宝 不空羂索観
音菩薩座像(ふくうけんさくかんのんぼさつざぞう)と四天王立像も特別
公開されていますので必見です。
Uno
2013年5月13日月曜日